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CRAFTMANSHIP 技と職人

本体(太鼓台)の上に、フトンと呼ばれるものが乗っているのが特徴です。これは、神様が休むためのものという説や豊作を願う「田」であるという説等たくさんありますが、はっきりとした理由は分っておりません。

​また、フトンの段数も様々で、淡路や大阪などでは 5 段になっている地域が多いのですが、明石・三木方面では 3 段、四国では 7 段や 9 段のものがあります。

 

​龍が吠え、武者が舞う

それは針と糸で作り上げる彫刻。高欄掛、飾り幕、布団締め、布団の刺繍等、祭りの山車で最も目立つ部分を綺麗な刺繍作品が彩ります。特に初代・梶内近一が考案した当社独自の「浮きもの刺繍」は各地の祭りで一際華やかに映えると好評を頂いております。最大で生地から一尺五寸(約 45 cm)以上も盛り上がったレリーフ状の立体的な造形は、まさに彫刻と見まがうほど。

​繊細な刺繍の表現力と力強い立体の迫力を併せ持った「浮きもの刺繍」の美しさは、見る者の心を捉えて離しません。祭りの激しい動きにも崩れない刺繍作品は、他の追随を許さない当社独自の技術であり、類を見ない装飾として各地から制作依頼が寄せられています。また、刺繍以外にも宮太鼓や法被、獅子頭、バチ、鈴緒、御宮といった祭礼用品全般を承っております。

 

​皆の心をひとつにする

収穫を喜び、疫病を鎮め、自然の恵みと先人の努力に感謝して、神様にお礼をする。

各地の祭りを知り尽くした専門店ならではの祭礼用品のかずかず。錺(かざり)や金具製品の図面製作から仕上げ、オリジナル彫刻や色彩、各種の塗り仕上げまで、お客様のご要望にお応えします。

​祭りのリズムを創る塗りとかざり金具

神輿や太鼓台の部品の保護と装飾を兼ねて施されるのが、塗りとかざり金具です。そのコンビネーションと密度がひとつの動きを生み、祭ばやしと呼応して特有のリズムを創り出します。当社では、金具の設計から加工、塗りも一貫して制作するので、塗りと金具の相性も完璧です。

 

​担いで引いてこそ、生命が宿る

勇壮華麗なだんじり、太鼓台や神輿…、しれは飾っておくものではありません。街中を担ぎ曳いて回ってこそ美しさが映える。まず頑丈、かつ安全であることが基本です。施主様との打ち合わせを重ねて納得のいく設計をし、吟味した木材を卓越した技術で丹精込めて制作します。最後は手飽で丁寧に仕上げます。

木材には、特にこだわっています

だんじりやでは、黒檀などの唐木も含めて十分な量の材をストックし、板(ばん)の状態で数年間乾燥させています。ご注文を頂いて設計が決定し次第、使用寸法に製材して、再び数か月間自然乾燥させてから使用に供します。木組みが狂わないための必要な時間ですが、そのためにお客様をお待たせすることをご了承ください。形状については、ご意向をお聞きした上で、できるだけご当地の祭りを見学し、どのように使われているか神社や町の様子はどうかといったことも確認してから設計に入ります。地域のシンボルとして長く愛されるものを造りたいと願うだんじりやのこだわりです。